「KING OF PRISM」の応援上映に完全敗北した話
※映画のネタバレ含みます。
どうも。
年末に後輩のTからキンプリシリーズの視聴を勧められプリリズRL→キンプリ→キンプラ→スススまで視聴(アニメ63話分+60分映画2本分)、丁度上映中だった「KING OF PRISM ALL STARS プリズムショー ベストテン(以下ベストテン)」をTの付き添いの元観に行く運びとなった。
このベストテン、通常上映に加えて応援上映なるものがありTの勧めもあって初応援上映をキメることに。
某スクールアイドルのライブに参戦したこともあって正直なところ同じようなものだと考えていた。
無論応援上映を舐めていた訳ではなく事前にスススを復習する、応援上映前に通常上映を観る等は行っていた。
ただTのこの言葉を信じきってしまっていたのだ。
フリーダムとかほざいていた自分のところまで戻って言いたい。応援上映は甘くないぞと。
上映当日、私は初っ端から応援上映の洗礼を浴びることとなった。
開始10分前に劇場へ入り待機していると、某T兄弟がする劇場CMが流れた瞬間にサイリウムでTの文字を作る人たちが。
動揺しとっさに隣を見ると、そこにはサイリウムでTの文字を作る笑顔のTが。
そう、応援上映は上映前から始まっていたのである。
そこからの上映は本当にあっという間だった。
「avexありがとうー!」
「だれー?」
「GO TO HELL」
「わ、なのこと 好きだはんで 付き合ってけねが?ヨロコンデー!/」
「天然ガスが出たー!」
合いの手のタイミングは紙一重。
ある程度の合いの手は予測出来るけども、基本は他の人の真似しか出来ず自身の心からの合いの手は全く入れることが出来なかった。
そしてそれ以上に苦労したのはサイリウム振りや手振り身振りのバリエーションが非常に多かったこと。
前述した某スクールアイドルのライブでは確か下記4種類。(多分昔のライブだったから少なかった+ダンスもあったが1種類のみ)
①縦振り
②下から上に上げて前
③横振り
④回す
一方ベストテンでは上記の動作が③以外なかった+プリズムスタァ等の動きに合わせた動作があることでかなり苦労してしまった。
(他にも動作は沢山あったけど忘れた)
①前後振り
②上下振り
③真上に上がる
④小刻みに揺らす
⑤2本のサイリウムを交互に前後
⑥サイリウムで♡をつくる
それぞれの動作は単純なもののタイミングが掴めず、どうしても出だしが遅れて他の人とズレてしまう。
というか⑤⑥に関してはサイリウム2本ないと出来んやんけ…。
また、手拍子や拳を振るタイミング、手を差し出すタイミングもかなりあったように感じた。
私自身に上映中はずっとサイリウムを振ってるものだという固定概念があり、動作を切り替えるタイミングが遅れてしまった。
特にしんどかったのはダイスキリフレインの手拍子。リズム感のない私が対応できるだろうか、いやない。(反語)
極め付けはヒロ様の「pride-KING OF PRISM ver.-」の時、地球は黄色かったのタイミングでキンブレの色が変わらなくなる→消える→復活したと思ったらすぐに消えるという故障が発生。
応援上映に完全敗北した瞬間だった。
上映後帰りの電車、私はカヅキのセリフを思い出していた。
「プリズムショーはFREEDOM」
周りの動作に合わせることに必死で、プリズムショーに耳を傾けたりスタァ達を見たりしようとしなかった私は「FREEDOM」から最も遠い存在だった。
8人目のプリズムスタァとして応援上映というプリズムショーを「FREEDOM」に表現出来なかったことが敗因ではないだろうか。
まあ単純に曲の聞き込みが全く出来てなくてリズムが取れず、他の動作をする余裕がなかった自分のせいなんですけどね。(ダイスキリフレインだけは無理)
実際のところプリズムアフレコがあった為、応援の波に乗れる場面も少なくはなかった。また周りにはユニークな応援をする人(サイリウムで⛩や文字を作る、ハグのタイミングでサイリウムを交差する)もおりそれを見るだけでも楽しめた。
敗北はしたものの事前にTから上映時の注意点など教えてもらっていたので周囲に迷惑をかけるようなことはなかった。(と思いたい)
付き添ってもらったTには感謝してもしきれないし、応援上映は控えめに言って最高。修行を積んでリベンジしたい。
最後に、プリズムの使者と化したTへ。
忙しいと思うけどもし機会があれば私と応援上映の勝負を見届けて頂きたく、宜しくお願い申し上げます。